【衝撃】怠惰な動物だと思われていた『ナマケモノ』、実は超絶ハードモードの生態だった事が判明! 怠けなければ死ぬ!!
毎日毎日ぐーたらしていてナマケモノってうらやましいなぁ
『あ~ぁーナマケモノになりたい!!』
そんな風に考えているナマケモノさん予備軍の方に読んでいただきたい記事です。
中略
ナマケモノって意外と悲しい宿命を背負っているんですよ。
ここからは涙なくしては語れない、ナマケモノ一匹人生譚です。
ナマケモノさんって本当地上生物で最弱レベルの戦闘力しかありません。まず上のナマケモノの写真を見てください。どこか笑ってるようなかわいらしい顔をしてますよね?
これ実はただ顔面に筋肉がないからこういう顔になってるだけなんです。表情筋が無いんですよね。だからだるんだるんなのです。
実はナマケモノは身体全体でみても筋肉がほとんどありません。そのため『彼らは筋肉が少なすぎるため動かないのではなく、動けない』というのが実際の所なのです。
よくナマケモノが木にしがみついている映像を目にする事が多いと思いますが、あれは木に爪を引っ掛けてぶら下がっているにすぎません。
飛ばされた洗濯物が木にひっかかってるのとほぼ同じと考えて良いかと思います。
捕食者に見つかった時点でほぼ終わりのムリゲー人生
ナマケモノがすんでるジャングルにはどういうわけか天敵がいっぱいいます。
ピューマ、タカ、ワシなどなどあらゆる肉食動物が彼らの敵です。タカやワシにとってナマケモノは主食レベルで食べられてるらしいです。
タカ「おっ、ラッキー今日のご飯みーーっけっ、ぱくっ」という感じでしょうか。
満腹で餓死
彼らは食事をして満腹状態でも死んでしまう事があります。しかも死因は餓死です。もう、コレに関しては訳がわかりませんよね。満腹で餓死っていったいどんな状態?
ナマケモノは1日葉っぱ8gくらい食べれば生きていける、超エコな動物なのです。
でも、消化器官内の微生物がその葉っぱを消化してエネルギーに変えるのに時間がかかるので、その間に餓死しちゃうんです。
動きすぎると死ぬ
どんなに面倒くさがりのあなたでも、たまにはおもいっきり身体を動かしたい!なんて時が来ると思います。
もしあなたがナマケモノだったら、それ、死にます。
彼らはあんまり動きすぎると動いた時の熱エネルギーに身体が耐えられなくて絶命してしまう事があるんです。
中略
普通の動物であれば
「生き延びる為に必死に抵抗する」
「一か八かで捕食者に牙を向く」
だと思います。
ナマケモノは違います。
彼らは捕食され絶命する直前
「あきらめて全身の力を抜く」そうです。
・・・泣
そうすることでからだの緊張状態を無くし痛みを少しでも和らげることができるからだそうです。
自分の死を受け入れるなんて普通考えられないですよ、生き物として。生きているから生き物、動いているから動物なんだから。
悟りを開いているレベルの人生観ですよね。いやナマケモノ生観ですね。